ごあいさつ

いわゆる戦後生まれの私たちは高度経済成長を背景に、特に情報を駆使して経済活動を営んでまいりました。そして20世紀の末頃から急速に発達したデジタル情報ツールは、今やインフラとして有って当たり前の存在になり、今般のコロナ禍を経験してからは一層様々な生活の場面で活用され、それまでデジタル化に前向きでなかった人まで否応なく順応を迫られているのが現状です。まるでこれからの時代を生きていくためにはデジタルツールを使いこなすことが必要不可欠であるかの如くです。しかし私たちはしばしばデジタルツールを使うこと自体を目的としてしまってはいないでしょうか。
人から人への伝達手段がどれだけデジタル化されようとも、情報を発信するのが「人」ならば受け取るのもまた「人」。「人」がアナログな存在である以上、アナログを無視してデジタルに特化することは様々な矛盾のもとです。だからこそニューノーマル時代には肌感覚のコミュニケーションがキーワードなのです。

「肌感覚のコミュニケーション」は即ち「昭和のこころ」
「昭和のこころ」はどこにある?
「昭和のこころ」を昭和広告と一緒に再構築しましょう。

デジタルイミグレイト世代と呼ばれる私たちにとって、時代は更に混沌に向かっていると言わざるを得ませんが、この旅の終わりまで元気にカヌーを漕いでいこうではありませんか。
創業以来、昭和広告は第一にクライアントの利益を考えています。
クライアントに分かりやすい仕事を心掛けます。
煉瓦積み積み努力します。

令和3年昭和の日に 代表取締役社長 玉津雅己